【飯田線完全乗車記録】
◆飯田駅と高速バス
飯田線完全乗車の旅 その2でも触れましたが、飯田から各地に向かうバス便があります。1日当たりの本数と料金からみると、名古屋便が便利そうです。
バス停は駅前すぐです。
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【長野県内】
○長野
片道2,800円
始発5時発~終バス18時発まで
不定期で午後は本数少ない
所要時間は約3時間
【関東方面】
○新宿
片道4,100円
始発4時半発~終バス19時発まで
ほぼ1時間に1便
所要時間は約4時間
○横浜
片道4,520円
6時と16時の2便のみ…
所要時間は約5時間
【中部方面】
○名古屋
片道2,350円
始発5時半発~終バス19時発まで
ほぼ1時間に1便
所要時間は約2時間
(ご参考)
信南交通株式会社 高速バス
http://www.shinnan.co.jp/hb/index.html
◆めずらしい線路共用(豊橋近辺)
豊橋駅について、豊橋駅では、JRと名鉄の共同使用駅となっています。
と書きましたが、線路についても共用となっています。
所澤秀樹さんの『鉄道会社はややこしい』189~193ページにおいて、
「上りと下りで所有が異なる線路」として紹介されております。
下り線(辰野・名鉄岐阜方面行)がJR東海所有、
上り線(豊橋行)が名鉄所有となっているとのことです。
最初に線路をもっていたのは、明治末期に開通した豊川鉄道で、昭和2年に名鉄の前身の愛知電気鉄道が豊橋まで延伸してきたために、
現在のような線路共用が始まったとのことです。
その後、戦時中に豊川鉄道が国鉄に買収され、以来今にいたるとのことです。
(同書190~191ページよりまとめ)
乗客にはわからないような気もしますが、豊橋の隣にある「船町」・「下地」の2駅は、
飯田線の駅ということで名鉄の車両はとまりません。
名鉄の路線図では、豊橋の隣は「伊奈」となっています。
実際に乗ってみると、間の2駅を飛び越していくので驚きます。
◆2013年台風18号による飯田線不通 → 再開
台風18号により飯田線の一部区間が不通となりました。最終的に10月10日始発から再開となったようです。
JR東海のホームページに情報がありました。
(JR東海ニュースリリース「飯田線 門島駅~唐笠駅間被災箇所の復旧に伴う運転再開について」
http://jr-central.co.jp/news/release/nws001313.html (2013年9月27日)より)
台風18号の影響により被災した、飯田線の門島駅~唐笠駅間の橋りょう(橋桁および橋台)では、大量の土砂と大きな石が流入し、橋桁上部および下部に約500m3の土砂や大きな石が長さ40mに渡り堆積しました。
このため、土砂に埋まった橋桁の取替を含めた復旧工事が必要であると想定し、運転再開までには3ヶ月程度を要する見込みとの発表を9月19日(木)に行いました。
その後、橋りょう付近の土砂の撤去を進め、詳細な橋りょう点検を行ったところ、その安全性が確認でき、橋りょうをそのまま使用できることが判明したため、大幅な工期の短縮が可能となりました。つきましては、以下のとおり10月10日(木)の始発列車より運転を再開いたします。
なお、現在行っている平岡駅~天竜峡駅間のバス代行輸送については、10月9日(水)まで実施いたします。
門島駅から唐笠駅の間というと、天竜峡駅から本長篠駅の間がかなり不便か…
あれだけの山中なので大規模な復旧工事が必要だったのが
1か所だけだったのが幸いかとも思います。
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復旧工事、おつかれさまでした…
◆飯田駅「鉄道交流サロン 結いの駅」
飯田線完全乗車の旅 その2で触れていなかったのが、
飯田駅到着直後のことです。
ここでお礼も兼ねて、ご紹介させていただきます。
飯田駅に到着したとき水を切らして半ば脱水状態だったのですが、
駅で水分補給をしたのち、飯田駅「鉄道交流サロン 結いの駅」に立ち寄りました。
休憩できるスペースがあり、観光情報も見たかったので、
ちょっと休ませてもらおうと思い、腰かけていたところ、
スタッフの方からコップ1杯のお水をいただきました。
地元の名水とのことで、立ち寄った人に出してくださっていたものとのこと。
「鉄道交流サロン 結いの駅」は、飯田駅併設の
観光案内やお土産の紹介、写真展示、飯田線の紹介を行っているスペースです。
水のお礼ということで、飯田線のポストカードを買うことにしました。
引退した119系や長野色の115系、「ワイドビュー伊那路」の373系など、
飯田線好きにはたまらない内容の写真となっていました。
飯田駅出てすぐ右手にあるので、ぜひお立ち寄りください。
【鉄道交流サロン 結いの駅】
営業時間: 9:00~18:00
住所: 飯田市上飯田5356
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